ドライバーにせよ、内勤スタッフにせよ、風俗店の社員として働く上で苦労は付きもの。時には挫折することもあるでしょう。
この時、自分の力で克服できずに無気力状態を引きずるタイプと、周りからの学習やポジテイブな思考方法でやる気を起こして克服するタイプの2つがあります。
ここで何より理解しておくべきことは、けっして性格によるものではないということ。やる気を起こせるのは、訓練された思考があるからこそです。
目次
無気力とやる気のメカニズムを研究したカマスの実験とは
困難や障害に出逢って、その改善を諦めてしまう無気力状態。この状態が常に続くと、うつ病に近い状態になります。
厄介なのは、無気力は周囲の人々にも伝染してしまうということ。風俗店で顔が暗い人ばかりになるのは、何としてでも避けたいところです。
この無気力状態については、さまざまな心理学の実験が行われています。そのなかでも、やる気を取り戻すことができる方法が分かるのは「カマスの実験」。カマスとは魚のことです。
カマスの実験のプロセスと結果
1.水槽のなかにいる魚とエサの間に障害(透明な仕切り板)をはさむ
この時、魚はエサを食べようとしますが、仕切り板のせいで食べられません。最初は何度も仕切り版に体当たりしますが、やがて諦めておとなしくなります。
2.障害(透明な仕切り板)を取り除く
仕切り板を取り除くことで、魚はエサを食べられるようになります。しかし、魚はエサを食べようともしません。これが無気力状態です。
3.水槽に新たな魚を入れる
新たに水槽に入れられた魚は、仕切り板のことを知らないため勢い良くエサに飛びつきます。結果、他の魚たちもそれを見てエサを食べ始めました。
無気力になったら自分の殻に閉じこもらない、周囲を見るからこそやる気が出る
カマスの実験から、無気力状態を抜け出してやる気を起こすために必要なことが分かります。
・透明な仕切り板が取り除かれるなど、周りの環境が変わることを察知できること
・新しく水槽に入った魚のように、やる気に満ちあふれている人を観察して真似すること
風俗の求人に応募する場合、慣れない業務や今まで知らなかった業界のギャップにやる気をなくしてしまうことがあるかもしれません。
そのような時は、ぜひとも周囲の環境と、元気に働いている先輩方を見習ってみましょう。やる気を出すためのヒントが隠されているはずです。