デリヘルなど風俗業の男子社員は当然ながら、客や女子キャストと接する機会が多くなります。そこで一番求められるものは「コミュニケーション能力です!」…多くのビジネス本やネット情報ではそう書かれていますよね?
ですが…風俗業界歴20年のチリペッパー小田的にはこれは正しい答えではありません。では正解はと言いますと、それは「適応力」です!
適応して学習していく、客や女子キャストを管理していくのに必要なものはこれだけです。適応力はスキルでもなければ特別な能力でもありません、あなたが生まれつき持っているものです。
別の言葉に置き換えるなら「慣れと学習」でしかありません。一般的な常識を全否定するようですが、これは言い切りますし、ワタシ自身の経験から来る根拠も存在します。コミュニケーションそのものは風俗業界では欠かせないものです。当然とっても大切ですが、会話そのものは少なくてもコミュニケーションは成立します。
したがって…コミュニケーションスキル=会話能力ではない=自然な適応力(慣れて学ぶ)だけで人を管理できる!ということです。
いきなり難しそうな話から始まりましたが…今回のコラムでは、あなたが持っている、
「潜在的な適応能力」をコミュニケーションで活用しましょう!
そして、学ぶことにより風俗業界でカンタンに高収入をつかみましょう!
そんな求人応募や実務でも役立つコミュニケーションに関する話を、体験談も交えて分かりやすく説明してみたいと思います。
心理カウンセラーの資格を持つチリが、求人応募で迷っているあなたの心の中にある質問や悩みをここで全てスッキリ解決してしまいます!
目次
風俗業界への転身、デリヘル求人応募に迷うあなたが一番心配するのはコミュニケーション?
実はワタシ、風俗店経営企業とは知らずに応募して採用されてしまいました。半年後には6店舗のマネージャーに成り上がったわけですが、その当時のワタシはと言えば、このコラムを読んでいるあなたと全く同じ「風俗業界ド素人」でした。
採用はされたものの、ワタシの心の中にはこんな葛藤がありました。
- 女性と話すのが苦手で億劫…「キャストの面接、管理?いやムリムリ」
- 縦社会のイメージが強い風俗業界…「人付き合いキライだからきっと合わないかも」
- 接客なんてしたこともないし、営業もキライ…「面倒くさいのがイヤだから絶対向いてない」
- 風俗業界?具体的な仕事のイメージが全くつかない…「未経験だし続かないかも」
いかがですか?あなたにも一つは当てはまるものはあると思います。ここに挙げた、風俗求人の応募に対してあなたが一番ハードルを感じてしまう部分は、全てコミュニケーションに関するものです。
ワタシはと言うと「幹部候補生」として採用されたわけですが、これまで全く経験のなかった風俗業界です。初日から軽い出社拒否状態になってしまいましたが、そんな心配もすぐになくなりました。
一番不安だったコミュニケーションという部分に関しても、日常の業務の中で下っ端の私が最初から女子キャストと深くかかわる必要はありません。それよりもほかの男性社員が女子キャストをどのように管理しているのか、ひたすら観察することから始めました。
男性社員や女子キャストの行動や会話を見たり聞いたりしながら、「なるほど」と思ったり、「ワタシならこうするのに」など考えることで自然と環境に順応しながら、無意識に学習する習慣が身に着いていったワケですね。
そして1か月が過ぎたころには、日々の業務が当たり前のことのように感じるようになり、風俗業界という新しい職場に対するストレスはほとんど感じなくなりました。
その当時の私は、周りから見れば「無口なヤツ」だと思われていたにちがいありません。今振り返ってみると、こちらから無理に会話でのコミュニケーションを仕掛けずに聞き役から始めたことが、結果として風俗業界でのスキルアップ=高収入につながったと思っています。
無口で口ベタだから風俗には向いていないと思うあなた、ワタシのようなタイプの方が高収入にたどり着きやすい場合もあります。その理由について説明しましょう。
風俗業界で成り上がるためのコミュニケーション術「ウソはつかない」でも「余計なことは言わない」
デリヘルなど風俗業も一般のサービス業や接客業と似ていますが、ただ大きく異なっている特徴が一つあります。それは取り扱う商品が「女子キャスト」という人間だという点です。
チョコレートや雑貨のような商品は話すことはありません←当たり前ですがw。
ところが風俗は、客、同僚や上司となる男子スタッフ、そして女子キャストという人間のトライアングルで構成された業界です。そこでは、いかに円滑なコミュニケーションを図るかがあなたへの評価となります。
この業界でキャリアアップしていくうちに、ワタシ自身学んで「ブレてはいけない軸」として貫いたことがあります。それは、
商品である女性とのコミュニケーションで大切なことは、「絶対に嘘はつかない」ということ
です。ただしこれは、何でも全て話すという意味ではありません。言わなくていいことは伝えない、という分別が大切なポイントです。
ちょっとずるいと思われるかもしれませんが、人を管理して信頼関係を作るためには、覚えておきたいことです。
実際に私の周りにいた管理職の人たちは、ほとんどが聞き上手(を演じきっている)で、自分から余計なことを言うタイプはいませんでした。
では管理職となったワタシが実際にある女子キャストから、とっても困ったお願いをされたケースをご紹介しましょう。
チリの風俗体験…女子とのコミュニケーションは難しい!?「次のお客さん私にまわしてください」どう対応する?
これは私が都内の繁華街で営業する店舗型のヘルスのマネージャーをしていた時の話しです。ワタシが働いてていた会社は5階あるフロア全てを借りて営業していました。
その中にある1店舗「W」はちょっと変わった営業形態で、店に来たお客さんはマジックミラー越しにひな壇に座る女子キャストを見てから指名するシステムでした。
客にすれば直接女子を見て決められるという大きなメリットがありますが、キャストにしてみれば、選ばれない子は全く稼げないというデメリットも存在します。デリヘルやほかの店舗なら通じるパネマジもムリなガチンコ勝負のお店です。
そこに在籍していたのが1年以上勤務しているベテランのA子。次々と入店してくる若い女の子たちにおされて、ドンドン収入は少なくなってしまいました。
お客さんから聞く彼女の接客に対する評価もあまり高くはなく…「どうせ私じゃないんでしょ」オーラも更に全開になってきたA子。
たまたまその店の様子を見に行った時に彼女に呼び止められました。
「ねえねえチリさん…次にくるお客さん私にまわしてくれません?」と必死のお願いをするA子。
「え?」と思いながらも平静を装い優しく対応するワタシです。
さて、こんな場合マネージャーとしては、どのように対応するのが正解でしょうか?あなたならどうしますか?
A子が選ばれるように客を誘導してしまえばほかの女子キャストとの信頼関係にも影響しますし、彼女が稼げないという状況を放置すればA子は辞めてしまうでしょう。さてワタシが下した決断とは…?
デリヘル女子キャストや社内でのコミュニケーション、常に正解のない質問にぶつかるのが風俗業界です
これも風俗業界の大きな特徴ですが、接客や女子キャストとのコミュニケーションに関するマニュアルのようなものは存在しないということです。
もちろん電話の対応や、女子の面接など基本的な部分での仕事のフローはおおよそ決まっています。ところが実際の営業時間の中では、A子のケースのように対応が難しい出来事も毎日のように起きてしまいます。
客からも、女子キャストからも、
客:「ススメられた女の子のサービスが悪かった」
キャスト:「客からムリな要求をされたけど、男性スタッフはちゃんと対応してるの?」
管理側はこのような板挟みの状況に置かれることが少なくありません。これも客が言っていることが正しいのか、それとも女子キャストの言い分が本当なのか、実際に確かめる方法もありません。
風俗業界では、言ってみれば「正解が分からない質問」を投げかけられるようなことが毎日のように起ります。
さて話しをA子に戻しましょう。稼げないから客をまわせ!と詰め寄ってきたA子ですが、結局その場では一度はきっぱりと断ったワタシです。
そしてその時に思いついたのが、週末だけの「早朝営業」というサービスでした。繁華街の明け方5時ころに風俗店に入ってくる客は、ほとんどの場合「酒も入っているので何でもいいから抜いて帰りたい」という人ばかり。
ある程度稼いでいる売れっ子は早朝になんて出勤してくるはずもありません。ライバルがいない状態でA子に入ってもらえば、客-店の売上-女子キャスト全てがWin-Win-Winの状況を作ることができます。
そして早朝営業を始めた結果、A子のクレームはなくなりました。
ではこの私が提案した解決策が、一番正しい答えだったのでしょうか?これは今でも分かりません。ただ一つ言えることは、社内や女子キャストとの信頼関係があれば、あなたがベストだと思うことを積極的に行なうべきだと言うことです。
デリヘルの風俗求人募集に興味があるあなた、自信を持って応募しましょう!その適応能力が高収入につながります
風俗業界では、このようにどれが正解かも分からないクイズに日々出くわすことでしょう。5つの答えがあれば全てが正解かもしれません。
ただ一つ言えることは、常に社内スタッフや上司、そして女子キャストとコミュニケーションを取っていれば、あなたがどんな答えを出したとしてもそれが「不正解」だと思う人はいないと言うことです。
これを読んでいるあなたが、もしかすると今の風俗業界で一番求められている管理者候補かも知れませんね!
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