「風俗店で働いている」
このことにたいして、一般的には良いイメージを抱かれていません。求人に応募した後は、自分がどこで働いているのか隠す必要が出てくるでしょう。
実際に、風俗の男性求人を出している会社のなかには、アリバイ対策をしているところもあります。しかし、家族や恋人など、相手によっては隠してばかりではいられないことも。
風俗で働いていると、幸せな家庭を築けないということはありません。
実際に、既婚者男性が風俗求人に応募する、風俗業界で働いている男性が結婚するということはよくあります。
風俗の男性求人に応募する前に、どのような身の振り方をするかよく考えておきたいですね。
目次
風俗店勤務をパートナーに伝えるか否か、それぞれの意見をまとめました
「風俗で働いていることをどうしても話さなければ……」
このように悩む相手と言ったら、家族や恋人などでしょう。
そこで、実際に風俗店で働いている男性が、パートナーに伝えているかどうか、その理由をまとめました。
【伝えている】
・結婚する上で、どうしてもお互いの理解が必要だから
・黙っているほうが、かえって怪しい気がするから
・妻がしつこく聞いてくるので、伝えないわけにはいかなかった
【伝えていない】
・相手が少し潔癖症で、風俗そのものが赦せない節があるから
・浮気を心配されるから
・心配を掛けたくない
重要な点は、「こちらが正しい!」と言えるものではないということです。
どちらを選択したとしても、パートナーと良好な関係を保つことは可能。ただし、2人の関係に傷が付かないための振る舞いを理解しておく必要があります。
伝える時のポイントは2つ。女性が抱く風俗への偏見と、給与の高さ
男性が風俗店で働いていることを伝える場合、次の2点を強調することが大切です。
・風俗業界の偏見を取り除く
・自分が働く目的を伝える
男性が思っている以上に、風俗業界にたいして偏見を抱いている女性はたくさんいます。「風俗」という言葉を聞くだけで嫌な顔をされることも。
パートナーが安心できるよう、次のようなことはしっかり伝えましょう。
・法律を守っている、クリーンな会社
・一般的な会社と同じような環境で働いている
・暴力団などとのつながりはない
・キャストの女性に手を出すのは、タブー中のタブー
また、「なぜ風俗業界で働くのか?」も重要です。
ほとんどの男性は、高収入を得るためでしょう。しかし、これはけっして不純な動機ではありません。
とくに、告げる相手が家族なら、生活に直接関わってくる部分です。「楽をさせてあげたい」と本心を伝えるべきところでしょう。
収入にプラスして、努力次第でどんどん新しい業務を任せてもらえる成長性、店舗を運営していく楽しさ、将来は独立したいなど、風俗業界ならではの魅力も話せるとベターですね。
風俗勤務を伝えなくても、安全性と収入は最低限告げること
人生を共にするパートナーに、自分の働き先を教えないことはあまりおすすめされません。
しかし、相手によってはどうしても隠しとおさなければならないケースもあるはず。そのような場合でも、かならず伝えたいのは次の2つです。
・法律上、問題がない職場であること
・安定した収入が得られること
これらは、どちらも相手にとっては重要な心配事。
パートナーが検挙されれば自分の社会的な立場も危うくなりますし、収入がなくなれば生活そのものができません。
風俗の求人はこれら2つについては心配ありません。自信を持って伝えましょう。
もう1つ、隠しとおすことを決めた場合、下手にごまかそうとしないことが大切です。
不信感が募れば、家庭にも支障をきたします。相手が不安になっているようなら、全てを伝えることも視野に入れたほうが良いでしょう。
虚偽の申告NGの書類、風俗勤務でも上手く書く方法があります
家族以外に嘘をつけない相手、それが書類です。
例えば、ローンやクレジットカードの申し込みのような重要なものから、ちょっとしたアンケートまで。さまざまな書類で「あなたのご職業は?」と聞かれます。
重要な書類ほど、虚偽の申告はできないもの。そこで慌てることがないよう、どこに何を書けば良いのかを予習しておきましょう。
・職業:会社員もしくはアルバイトで、嘘偽りがありません
・業種:厳密に答えるなら風俗業ですが、少し濁して「サービス業」という上手な回答方法があります。
・勤務場所:店名ではなく、社名で答えましょう。
【例】×美女物語、ぷよラブ
○ウィニング株式会社
ただし、勤務場所についてはGoogleなどの検索サービスで調べれば公式サイトが表示されます。
事業内容などが詳しく記載されるため、パッと見て普通の会社に思えても、完全に隠しとおすことは不可能です。
とくに、パートナーに勤務先を隠している場合、書類の内容を見られてバレてしまうことがあります。管理には十分気をつけましょう。
風俗業界で働く男性でも結婚できます。また、既婚者の方でも、円満な家庭を保つことが可能です。
どのような身の振り方をしていくのか、しっかり確かめた上で求人に応募したいですね。
文|風俗コラムニスト ユウ