ビジネスの世界は日々進化していきます。
今まで稼げていた仕事でも、10年経ったらまったく売れなくなることは珍しくありません。たとえば、今「ガラケーのアプリで儲けよう」と考える方はいないでしょう。
同じ仕事で生涯稼ぎ続けることが難しくなっていることを前提に、風俗店のスタッフという仕事の将来性を考えてみましょう。
目次
十数年後、さまざまな求人が消える? その原因は人工知能の進化
さまざまな仕事が数年のうちに儲からなくなってしまう最大の理由は、IT技術の進化です。
上述した例にもあるように、スマホの普及によってガラケーの関連ビジネスが軒並み終わりを迎えるということもありました。
そして今、もっとも注目を浴びているのは人工知能(AI)です。
これは、自分で学習して成長してゆくプログラムのこと。この技術を活用すれば、さまざまな仕事を機械に任せることができると言われています。
オックスフォード大学の研究では、以下のような仕事がAIによって「あと10年で消える」とまで言われています。
※ただし、「10年で」と言うのは少し誇張されてはいます
- 弁護士
- 警察官
- スポーツの審判
- スーパーのレジ打ち
- 電話のオペレーター
- レストランの案内
- 簿記や会計
- クレーム処理・調査
これらは研究で「消える」とされた何十もの仕事のうちの、ほんの一部です。
風俗の内勤スタッフ業務でも、AIでこなせるものがたくさん
風俗店での業務は、上述した「消える仕事」に似通っている部分が多くあります。
たとえば、デリヘルを例として考えてみましょう。
ケース1:顧客がデリヘルを利用するために電話してきた
上にもあるとおり、電話業務はAIに完全に取って代わるとされています。顧客の声から「何がしたいか」を聞き取って、最適な時間に、相性ぴったりのキャストを派遣することができます。
ケース2:売上や利益を計算したい
上の「簿記や会計」に当てはまります。今でも会計・表計算ソフトが充実しており、手書きだった頃と比較してかなり便利になっていますね。今後は、データの入力すら必要なくなります。
ケース3:顧客からクレームの電話が来た
これからの世の中では、クレーム処理はAIに任せることになります。要望を聞き取って、データを集計。本当に改善しなければならないことを導き出すなど、クレームを聞いた後までサポートします。
風俗の求人はなくならない。女性のメンタルケアは男性スタッフだけができる仕事です
さまざまな業務がAIに取って代わられる風俗店の仕事。それでは、男性スタッフという求人は消えてしまうのでしょうか?
答えは「NO」。風俗店の内勤スタッフという職業は、AI技術が浸透した後でも必要とされ続けます。
その最大の理由は、女性キャストが働いており、彼女たちの管理をしなければならないため。
「管理」と言っても、機械的にこなせるスケジュールなどではなく、メンタルケアが重視されることになるでしょう。
キャストの女性たちの仕事にかんする悩みを解決するためには、人同士のコミュニケーションが必須。AIが話を聞いて的確な答えを出しても、「腑に落ちない」と感じる女性が多いためです。
ビジネスの現場は日々進化しています。そのなかで、消えてしまう職業も少なくありません。
しかし、人とのつながりを大切にする風俗の内勤スタッフというポジションは、形を変えながらも生き続けます。
「一生稼げる職業に就きたい」と考えている男性の方。安心して風俗の求人に応募してみてください。
文|風俗コラムニスト ユウ