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「そもそも風紀とは?なぜ起きるのか」風俗業界ではNGな男女関係!ウィニング代表対談-前編

風紀とは

風俗業界未経験者の方であれば「風紀」という言葉は初めて耳にするかもしれませんね。デリヘルに限らず風俗業界では男子スタッフと女子キャストとの男女関係や恋愛関係は厳しく禁じられています。 それを「風紀」と呼びます。

今回のウィンググループ代表との対談では、そもそも風紀問題はなぜ起こるのか?そして内勤スタッフとしてキャストとはどのように接するべきかを聞いてみました。

女性を管理する立場であれば、多くのキャストと近い距離で接するようになりますし、それが一番大切な仕事でもあります。 高収入を目指して、あるいはすでに高収入を稼いでいる管理職スタッフでもこの風紀問題で会社を辞める人も少なくありません。

風紀は女子キャストも巻き込むばかりか、会社の売り上げにも大きな影響を与えてしまうお店にとってはデメリットでしかない行為です。 どの風俗店でも風紀に対するペナルティーは厳しいものです。減給はもちろん、将来の高収入の道も一度過ちで閉ざされてしまうこともあります。

風俗業界で働いた経験のない方の多くは、

「私は絶対大丈夫!」

「仕事だと割り切れます」 と思って入社しますが、思わぬきっかけで管理するはずのキャストと恋愛関係になってしまうこともあるのが風俗業界です。

これまでたくさんの風紀問題と接してきた代表は、経営者という立場でどのようにお考えになっているのか?そのあたりを掘り下げて聞いてみました。今回はその対談の前編になります。 これから風俗業界への転身を考えている方にはきっと参考になるでしょう。

 


チリペッパー小田

やっぱりこういう、特にデリヘルですとか風俗業界って、女の子・コンパニオン・キャストが商品というか、女性を管理する仕事じゃないですか。


ウィニング代表

はい


チリペッパー小田

それで私なんかも、代表のコラムとか拝見したんですけど。たとえば風紀の問題。一番やっぱりネックになる。そこですかね?心配される部分ていうのは?


ウィニング代表

そうですね。正直、風紀の部分だったりは、やはり男子と女子なので。100%なくすっていうことがおそらく不可能な問題なんですね。その、風紀という言葉がある以上。なんですけど、やっぱりなんでしょうね。これは難しいんですけど、本当に。


チリペッパー小田

応募する側からすると、その方がまったく風俗未経験の方だったら「いや、そんなもん俺は大丈夫だよ」と思っている方がほとんどだと思うんですよね。ところが、実際入っていくうちに気がつくとなんか、そういうしがらみに引っ張られていってっていう。それって、どういうときにどうなるんでしょうね?


ウィニング代表

なんでしょうね。経験した方がいいことでもあり、経験しちゃだめなことでもあるんですよ。正直、これはなんでしょうね、経験したからこそ風俗っていう風俗業というものをまるっとわかるっていうこともあるんですね。やっぱり。風俗店員として一生食っていくと思ったときに、じゃぁ風紀ってやったことないけどなんなの?って。実際の下の人間がやったときに、どう怒れるの?とか、どういうことを配慮して下の内勤さんをケアしてあげることができるのか?やっぱ、やったことがある人間じゃないとわからないと思うんですよね。その辺は。けど、やっちゃだめなんですよ。すごくシビアな問題でもあって、実際にそれは大きな問題にもなるので。働いて苦しい思いもすることなんですね。風紀をした本人もされたキャスト側も。すごいつらい思いをするものなので、経験して欲しくない部分でもあるんですね。


チリペッパー小田

恋愛関係じゃなくても、すごく親しくなりかけるとかあるじゃないですか。どこまでがどうなのかな~とか。


ウィニング代表

一番いいのは、あれですよね。キャストさんと接するときは、友達以上恋人未満っていうんですか。友達よりも親しい仲、でも恋人ではないよという。そのラインの線引きを常に引くということだと思いますね。


チリペッパー小田

内勤の方ってキャストさんと、やり取りというのは事務所でたとえばラインなりメールなり使ってされているのか、個人の携帯でもされているのか。個人のラインですね。どうですか?その辺って。


ウィニング代表

うちの場合は、会社携帯ようは先ほど内勤の段階的なところでお伝えした、電話番だったりとかドライバーだったりとか、ある程度クリアした段階で、ちゃんと社交っていうんですけど。コンパニオンさんと社交管理。この部分に入って、その作業をしますとなった段階で会社から携帯を支給されますので、支給された携帯でラインでのやり取りだったりとか。ようは、店舗からではなくスタッフさんとやり取りしていただくという。


チリペッパー小田

会社携帯で。


ウィニング代表

会社携帯で。


チリペッパー小田

中には、「今日お疲れ様でした」という終わり方があったり、翌日の出勤確認とか当日の出勤確認とか、も含めてやりとりが始まるわけなんですね。


ウィニング代表

そうですね。それよりも更に深いところなのかなと思いますね。「なになにちゃん誕生日おめでとう」とか「お母さんの病気大丈夫?」とか。プライベートな心配をしてあげる。それが作業っていうところになってきますかね。


チリペッパー小田

そこで陥りやすいのが、たとえばすごい極論ですけど、大丈夫ってハートマーク一個ついただけで女の子に勘違いされちゃうとか、そっからなにか始まっちゃうことあるわけじゃないですか。


ウィニング代表

そうですね。そこからちょっと踏み込んで一歩踏み外してしまうと、風紀になってしまうんで。


チリペッパー小田

そういう情報って、もし内勤として初めて仕事されたかったら「こんなんきたんですけど、どう返したらいいですかね?」という風に、共有するのがベストなんですか?


ウィニング代表

そうですね。基本的には、上長と上司の方と相談しながら、どんな返答が一番適切なのか、そのあたりは相談しながらやっていくのが一番。


チリペッパー小田

で、もしかすると、その人が家帰ってからも女の子が相談してきて、「もう帰っちゃったしでも答えないと・・・」ていうようなこともおきないですかね。


ウィニング代表

ある程度答えてから、次の日「こういうライン内容でラインしているんですよね」っていう。ところで、どういう方向に話を持っていこうか、相談の着地点にしようかというものを相談しながら。進めていく形ですかね。それができていれば、おそらく風紀というところにはつながっていかないのかなって。


チリペッパー小田

初めて風俗業界で働こうかっていう方が、ごくごく普通のスキルを持った真面目な方であれば務まる仕事なんですけども、唯一一番気をつけなければいけないがさっきおっしゃった風紀のところで。それを避けるには、今のように連絡取り合ったら常にオープンにすることで避けられるということですね。


ウィニング代表

そうですね。

 

文|チリペッパー小田

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