以前のコラム記事でもデリヘルドライバーの仕事のなかの「部屋チェック」について書きました。
前回はウィニングのグループのドライバーマニュアルの解説でその業務内容に関しての説明でしたが、送迎ドライバーの立場で、Aさんはどのような点に注意位をして対応しているのかを今回の動画インタビューではきいてみました。
新規客の場合、現場に到着してからの流れをこのように説明してくれました
「新規の場合は、お客さんに今到着したんですけど、マンション・アパートの建物名・部屋番号を再確認します。今から女性の案内の前に自分がちょっと中を拝見させていただくということを話して、承諾を受けたら自分がお客様のところにいって中を見るという順番です」
キャストの安全を確保しつつ、スムーズに業務を行うAさんですが、この部屋チェックにはいろいろな目的があります。
「やっぱりそうですね。女性の方が臭いに敏感というのはあるんで、玄関を開けて臭いがするじゃないですか。臭いと、やっぱりごみがすごいとか。あと、お部屋全部を拝見させていただいて、誰かもう一人男がいるんじゃないかとか。そういう確認もさせていただいて」
客の部屋に複数人数がいる、という時点で犯罪にも繋がりかねない危険なことです。部屋チェックはキャストが気持ちよく働けるか、というモチベーション面での管理以外にも、会社としての安全管理という側面もあります。
インタビュー動画はこちらから↓
このようにデリヘル送迎ドライバーの仕事は現場でキャストと客の管理をする大切な業務でもあります。
Aさん自身ドライバー業務の中で一番慣れるのに時間がかかったのが、このような新規客との対応業務だったようです。
キャストの安全を確保するためとは言え、クローゼットや押入れの中まで「見せてください」とうまく伝えるのは気を使ってしまいます。
送迎ドライバーを経験すれば、内勤にもスムーズに移行できるのもほとんどの管理業務体験ができるからでしょう。
実際にAさんはドライバーとして入社して、三ヶ月で内勤スタッフ業務も始めています。さらなるキャリアアップを目指しているようです。
