顧客のほとんどがラブホテルでデリヘルを利用しています。
風俗店の男性スタッフなら、派遣先となるラブホテルについて知識を深めておいて損はありません。
「どこかに良いホテルはないかな?」と訊かれることだってあるため、派遣エリアの施設にアンテナを張り巡らせておくと、いざというときに役立つでしょう。
まずは、基礎知識としてラブホテルの種類を知りましょう。
目次
車か徒歩か。移動手段の目安となる、建物のタイプ
顧客がどのような交通手段でラブホテルに行くか。それによって、以下2つのうちどちらかの種類を選ぶ必要があります。
◆フロント式
普通の宿泊施設と同じように、ビルに入って、入り口でチェックインするものです。
とくに駅前などの密集地に多いタイプで、徒歩で移動している方が使います。
◆モーテル式
フロントに行くことなく、車で直接部屋の前まで行ってチェックインするものです。そのため、1つの部屋ごとに1つずつ車庫があります。
車で行くことが前提となっていることから、駅前にはほぼありません。駅から離れた場所の郊外、とくに高速道路の出口付近に多く見られます。
フロント式ラブホテルには、2種類のチェックイン方法があります
一般的な宿泊施設では、建物に入ってすぐにあるカウンターで受付します。
しかし、ラブホテルはあまり人と顔を合わせないで済むような工夫がされています。
◆人による受付
上述した通常の宿泊施設と同じものです
◆メニューパネルによる受付
フロントに部屋の一覧のパネルがあり、入りたい部屋を選んでボタンを押すことでチェックインできます。
これにより、人と顔を合わせることがほとんどないというメリットがあります。
休憩、宿泊など。ビジホにはない利用形態も風俗男性スタッフなら押さえよう
以下は、ラブホテルそのものではなく「使い方」の種類です。
◆休憩
1~3時間ぐらいの短時間利用のことです。時間が短い分だけ、料金も安いという特徴があります。
デリヘルのサービス時間とマッチしているため、基本的に顧客はこの形態を使うことになります。
◆宿泊
通常のホテルと同じく、一泊するものです。ただし、ビジネスホテルと違って、チェックインが夜遅くなります。
◆フリータイム
「何時から何時までは、いつ入って、いつ出ても同じ料金」というものです。カラオケにもあるシステムがありますね。
たとえば、以下の例を考えてみましょう。
5:00~17:00の間で5,000円
この場合、5時と12時どちらでチェックインしても一律5,000円掛かるということ。
つまり、フリータイムが始まった直後に入って、終わる直前に出れば1番お得ということですね。
このようにさまざまな利用形態がありますが、デリヘルを長時間楽しみたいという方はあまりいません。
そのため、宿泊やフリータイムを選ぶことはあまりないでしょう。
つまり、風俗店の男性スタッフとして顧客に料金を紹介するなら、「2時間で5,000円」など宿泊部分を見れば問題ないということです。
支払いにも種類が。デリヘル利用者に嬉しい精算タイプが増えています
最後は、デリヘルを楽しんだ後の支払い方法について。
ここでも、できるかぎり人と顔を合わせないで済むための工夫がされている種類があります。
◆フロントで
もっともオーソドックスなタイプ。通常のホテルと同じく、フロントで精算します。
なお、フロントに限り、前払いと後払いの両方があり得ます。
◆自動精算機で
部屋の出入り口付近に設置された端末に、お金を入れて精算するものです。見た目はゲームセンターなどにある両替機に似ています。
近年、このタイプはとても増えていますね。
◆エアシューターで
部屋の中に管が通っており、そこにお金を入れたカプセルを通すと、フロントまで飛んでいくというものです。
最近ではほとんど見られず、古いラブホテルでのみ見られる珍しいタイプです。
ラブホテルにはさまざまな種類があります。求人に応募する前に、それらをしっかり把握しておきましょう。
風俗店の顧客のなかには、「ラブホテルを紹介して欲しい」と要望を出す方もいます。
そこでスマートに紹介できれば、男性スタッフとしての評価も上がるはずです。
文|ウィニング編集部