働きやすい風俗男性求人の共通点は、福利厚生の充実。その種類と詳細を知ろう

福利厚生

風俗の男性求人を探すときは、かならず福利厚生をチェックしましょう。

日本企業の面接では、福利厚生の話題を出すと落とされるという風習があります。

だからと言って、働く本人まで軽んじるのはNG。社員が働きやすい金銭的なサポートがあるからこそ、高収入への道が拓けるものです。

※基本的に、福利厚生は社員が使うものです。アルバイトの利用は条件が定められています。

 

目次

2種類の福利厚生を知る。必須のものと、あったら嬉しいもの

 

一口に「福利厚生」と言っても、その種類はさまざまです。

まずは、設置が義務付けられているものと、そうでないものがあることを知りましょう。

  • 法定福利:法律で定められており、企業がかならず設けなければならないもの
  • 法定外福利:法律で定められておらず、企業が任意に設けているもの

 

つまり、風俗求人を選ぶときは、法定福利が揃っていることが大前提です。その上で、どれだけ法定外福利が充実しているかを見ましょう。

 

風俗男性求人選びの大前提、2種類の法定福利とは

 

まずは、法律で定められている、必須となる福利厚生を見てみましょう。

◆社会保険

健康保険証

社会保険とは、以下3つの保険を合わせたものの総称です。

  • 健康保険:社員やその家族が病気やケガをしたとき、医療費を一部負担してもらえるものです。
  • 厚生年金保険:老後に給付されるものです。その他、障害や死亡などでも給付されます。
  • 介護保険:介護が必要な方にたいして給付されるものです。ただし、加入は40歳以上となります。

 

求人では「社会保険」と一括りにされている場合と、3つ個別で書かれている場合があります。

単に「社会保険」と書かれた求人では、これら3つのうち1つしか加入できないことが。そのため、「完備」と書かれた求人を選ぶとより安心です。

働く上での高収入や将来性に大きく関わるため、かならずチェックしましょう。

 

◆雇用保険

退職届

社員が退職したとき、生活や再就職をサポートするために給付されるものです。

 

多種多様な法定外福利。「あったら嬉しい」から求人を選びましょう

 

チェックリスト

 

法定外福利はとてもバリエーションが豊富です。以下では、多くの風俗系企業で採用されているものを紹介しています。

 

◆寮・社宅

住居関連は固定費のなかでも大きな額を占めるため重要です。

会社が寮を所有しておりそこに住める場合、賃貸の家賃を一部援助してもらえる場合があります。

 

◆備品貸出

風俗求人では、次にあるものを貸し出してもらえることがあります。

  • 送迎で使う車
  • 管理・連絡で使う携帯電話

 

とくに車は高額ですから、自家用車を持っていない方には嬉しい貸出ですね。

 

◆ボーナス(賞与)

給料とは別でもらえる特別な報奨金です。日本では、夏季と冬季の年2回のボーナスが主流です。

 

◆休暇

定休日以外の休暇は、大きく分けて2つあります。

  • 有給休暇:給料が支払われる休みのこと。本来の休日とは別に、任意の日付で取得できます。ただし、「年に7日まで」など、取れる日数が決まっています。
  • 特別休暇:結婚や忌引、出産など、やむを得ない事情のときに取れる休みのことです。

 

◆各種手当

何らかの条件を満たしたときに給付される手当があります。内容は会社によってさまざまですが、風俗求人でとくに多いのは以下の3つです。

  • 皆勤手当:定められた期間に欠勤することなく勤務したときに給付されるものです。
  • 家族手当:家族を養っているときに給付されるものです。
  • 大入りボーナス:一定の売上を超えたときに支払われるボーナスです。風俗店では社員が働くモチベーションにもなるため、ぜひともこれがある求人を狙いたいですね。

 

◆その他の経済的な補助

多額のお金が必要となった時に、会社から補助してもらえるものです。ただし、以下の2つはどちらも、「入社してから○年以上の正社員」など厳しい条件があることが普通です。

  • 独立支援金補助:独立起業するときに、支援金を補助してもらえるものです。
  • 社内融資制度:会社からお金を借りられる制度です。

 

注意!風俗の男性求人を探すときに気をつけたい用語

 

注意!

 

風俗にかぎらず、求人では分かりにくい言葉が使われることがあります。

働き始めてから「こんなはずでは……」と後悔しないよう、勘違いしやすい用語を確認しておきましょう。

 

◆みなし残業

一定の時間だけ残業していると「みなし」て、あらかじめ給与に加算するものです。

たとえば、「30時間のみなし残業込み」と求人に書かれている場合を考えてみましょう。

このとき、月に30時間残業しても残業代は出ません。31時間残業して、やっと1時間分が支払われます。

基本的に、みなし残業は応募する側が不利です。記載がなく、単に「残業代有り」と書かれた求人を探しましょう。

 

◆週休二日制

「週休二日制」と聞いて「毎週土日に休める」と思った方。これは間違いです。

週休二日制とは、「1ヶ月の間に、2日休める週が1回以上ある」という意味です。

つまり、「4週間のうち3週間は1日しか休めず、1週間だけ2日休みがある」でも成り立つということ。また、休める曜日は土日とはかぎらず、会社や仕事内容によります。

毎週しっかり2日休めるのは「完全週休二日制」と呼びます。

 

◆特別休暇

上述した、結婚や忌引などで休める特別休暇を、有給休暇として扱って日数を消費することがあります。

この扱いは法律で定められておらず、会社次第です。休みを申請するときに、かならず確認を取りましょう。

 

福利厚生がない求人への応募はおすすめされません。

高収入が期待できないだけでなく、社員にたいする配慮がないことから働きにくい環境である可能性が高いためです。

そもそも、法定福利がない場合は法律的にも怪しい会社ですね。

風俗の男性求人を見るときは安易に給与だけで選ぶのではなく、福利厚生をよく見て気持ち良く働けそうなところを応募しましょう。

 

文|風俗コラムニスト ユウ


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